CSR

Ⅰ 企業統治

「モノ作りは人づくり」を基本と考え、社是である「和中協同」「技術奉仕」「自己啓発」に基づき、
社会の一員として、法と倫理を順守し、自然、地域と共生する企業を目指します

和中協同 
心を同じくして共に力を合わせ仕事や作業にあたること

技術奉仕 
無私の労働(職場の従業員、取引先関係者、地域住民、社会)

自己啓発 
自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為(能力、人格、生き方・・)

 

リスク管理

防火防災委員会
火災、自然災害をはじめとした会社環境を取り巻くリスクに対し、防火防災委員会を設置し、未然防止活動に取り組んでいます。

防火防災訓練
毎年2回、防火防災訓練を実施し、防火防災に携わる人材の育成に取り組んでいます。

       

小林機械製作所 自衛消防組織
 自衛消防隊長(社長)
    │
 自衛消防副隊長(防火管理者)
      │通報連絡班
      │避難誘導班
      │救護班
      │搬出警戒、防護処置班
      │消火班

 

事業継続計画
南海トラフ地震などの大規模災害、新型感染症などの発生を想定して「社員の生命・身体を守る」事を最優先とした事業継続計画を推進しています。今後も、災害への適応力を持った人材の育成と、事業継続計画(BCP)全体のレベルアップに取り組んでいきます。

1. 目的
小林機械製作所が緊急事態(火災、大地震、新型感染症の発生等)に直面した際においても、従業員の雇用を維持し、業務の継続を可能とすることで、経済社会における役割を果たすこと、地域に貢献する重要性を従業員全員が理解することを目的に、従業員全員に周知し、理解の促進を図る。
2. 基本方針
当社は、従業員、資産、業務の継続などに多大な影響をもたらすと想定される各種災害に対して万全の事前準備体制を構築し、災害による影響を最小限にすることを基本戦略とする。この基本戦略を実現するため、以下に示す基本方針を定める。

 <基本方針>
・人命の保護を最優先にする。
・資産を保護し、業務の速やかな再開を図る。
・防災対策に関する予算を確保し、対策を講じる。
・余力がある場合には、近隣住民・町民への協力を惜しまない。
・事業継続計画は、定期的に見直し、継続的に改善する。
・社外の利害関係者から当社の防災対策の基本方針の開示を求められた際は、基本方針に限って開示する

情報セキュリティ
機密漏洩の防止、情報の外部からの攻撃に対する防御が事業活動には不可欠と考えています。当社は、取扱う情報資産のリスクに応じて、適切な情報セキュリティ対策を講じており、継続的な情報セキュリティ水準の強化を行ってまいります。

安全衛生の取組み
・安全衛生委員会
労働安全衛生法に基づき、安全衛生委員会を設置しています。労働災害、健康に関する状況確認、改善活動等を協議し、安全で快適な職場づくりに取り組んでいます。

 

・メンタルヘルス
毎年、9月にストレスチェックを実施し、分析結果を職場へフィードバックし、職場環境改善を推進しています。
・ハラスメントの防止の取り組み

 

 

Ⅱ 社員との関わり

国家技能検定

当社は技術優先、自己啓発の精神にのっとり、技能者の育成に努めております。現在、技能士資格取得者は延べ 163名。生産の第一線で活躍しています。 更に、機械加工・仕上げ部門で 2 名が高度熟練技能者の認定を受けています。また職業訓練指導員有資格者は48 名。いずれも職場のリーダーとして活躍しています。

シニアの活躍
「定年後再雇用制度」を設け、法令を遵守し希望者全員の再雇用を実現し、定年後でも安心して働けるような環境を整えています。

保全道場
作業者が設備の基本を理解し、品質、設備に関して異常を感じ取る能力を身に着けるため「初級保全教育訓練(保全道場)」を実施しています。機械保全技能士である自社インストラクターが、機械保全の内容のみならず、各職場に関する様々な業務知識(金型、機械加工、機械検査、安全衛生など)について講義を行っております。職場では体験することが出来ない作業を行ったり、他部門の社員同士が交流できる貴重な場となっています。

 

仕事と育児介護の両立支援
当社は、育児休業制度、育児短時間勤務制度、介護休業制度、介護短時間勤務制度を設けるなど、仕事と育児介護の両立に継続して取り組んでいます。

健全な労使関係
当社は、小林機械製作所労働組合と良好な労使関係を構築しています。互いの立場を尊重し、労使協議会、安全衛生委員会などを設置し、定期的に話し合いを行い、働きやすい職場づくりを目指しています。

社員の健康増進
定期健康診断の受診率は100%、有所見者に対する保健指導も積極的に行ない、社員が健康で活き活き働くことが出来るよう、健康維持・推進のための各種施策を実施しています。
野球部、マラソン部は、スポーツを通じて、社内の一体感や社員の士気を高めることはもとより、社員家族や友人の参加、地域のチームとの交流など、家族・地域社会と会社の架け橋となっています。



Ⅲ 環境活動・社会貢献

環境活動

株式会社 小林機械製作所 企業理念にもとづき、環境保全への取り組みを重要課題の一つとして位置づけ「環境方針」を制定しています。また、「みえ・環境マネジメントシステム・スタンダード『M-EMS』ステップ2」を認証取得し環境活動に積極的にかかわっていきます。
当社では「M-EMS」が示す手順に沿って、環境改善計画と中長期目標、環境マネジメントマニュアルを策定し、それにより業務を通じた環境負荷の低減にむけた取り組みを行っています。
環境改善計画の進捗状況については、毎月環境委員会で確認し、回覧や掲示で社内で共有するとともに、毎年、同認証認定機関からの審査を受け、要求事項を満たしていることが認められ、これまで認証を継続しています。

※ 三重県環境マネジメントシステム「M-EMS」について 
三重県内事業者の自主的な環境負荷低減の取り組みを促進し、環境に関わる国際規格ISO14001 の導入を推進することを目的に設定された、認証システム。当社が取得している「ステップ2」は、将来「ISO14001」の認証取得も視野に入れた取り組みで、ISO14001 とほぼ同じ要求項目が設けられている。

会社周辺清掃・緑化活動
毎月1回、会社周辺(稲田川、県道8号線)の清掃を実施しています。また事務所棟のグリーンカーテン、駐車場の花壇の整備などの緑化活動にも力を入れています。


環境活動実績

  2019年度
2020年度 2021年度 2022年度
電気使用量(kWh) 1,492,060 1,593,148 1,460,390 1,373,740 
水使用量(㎥) 1,678 1,690 1,374 1,353 
産業廃棄物排出量(㌧) 23.18 27.28 20.03 29.63 
事務用紙の使用量(A4枚数) 234,640 217,712 184,964 221,156 
ガソリン使用量(ℓ) 5,757 8,149 5,600 5,876 

 

社会貢献

地域との関わり
大四日市まつり、四日市花火大会、八王子町盆踊りなど、地域行事への協賛を行っています

<八王子町盆踊りの様子>

インターンシップ受け入れ
毎年、地元高校生のインターンシップの受け入れを行っています。

災害備蓄品の共用
大規模災害時に地元自治会が当社防災倉庫を使えるようにしています。防災倉庫には緊急用食料、救急セット、発電機などが備え付けられています。

 

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